竹林の声
hisanori uda
竹林の声
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通勤途中の竹林に重機が入り伐採している。
住宅になり人が集う場面を想像すると楽しいが、
現在の姿は痛ましい。
しかし、自分の住んでいる所も、同様にしてできたのであろう。
そして住宅がたち、しばらくすると、
私も、竹林のことを忘れるのだろう。
そうだ、この景色を曲にしておこう。
過ぎにし薔薇はただ名前のみ
虚しきその名が今に残れり
薔薇の名前 ウンベルト・エーコ
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