【声劇台本】じゃんけんブルドッグ済
出演:神野ミシル×零 台本:グリム
【声劇台本】じゃんけんブルドッグ済
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この遊び弟とやってたなぁ
懐かし〜
○-黒岩さん(女の子)
●-高野くん(男の子)
○:ねぇ、タカノ君、こっちにおいでよ。
●:え、なに?
○:もっと、わたしに顔を近づけて。
●:これでいいの?
いたたたたた、なんでほっぺたつねるの!
○:なんとなく。
●:えぇ……。理由もなく、ほっぺたつねらないでよ。
○:理由? ほっぺたをつねる理由ってなに?
●:こっちが聞きたいよ……。
○:最近ね、タカノ君見てると、つねってやりたくなるの。
●:なにそれ。クロイワさんは僕のこと嫌いなの?
○:嫌いじゃないよ。
●:じゃあ、なんで?
いちちちち、なんでまた、つねるの!
○:答えにくいことを聞いたから。
●:理不尽すぎるよ!
○:そういえば小さい頃、こうやって、両方のほっぺたをつまんで……。
●:いふぁい、いふぁいよ。(痛い痛いよ)
○:ブルドッグって遊びあったよね。
●:お願い! それだけは、やめて!
○:そうだな、わたしがタカノ君をつねりたくなる理由を当てられたら、許してあげる。
●:また理由か。つねりたくなる理由なんて……。
もしかして……ぼくのことが好きだから、とか?
○:あ。
●:えっ!? まさか、正解なの!?
あっ、ちょっと、やめて!
○:たてたてよこよこ、まるかいてちょんっ。
●:痛ったー! 結局やるんじゃないか!
○:理由なんて、わたしにもわかんないよ。
●:もう、なんなんだよ、ほんとに……。
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