【読み聞かせ】雪降る街の妖精達【朗読】
【BGM】四ノ宮りゐ 【作者】種。 【読み手】あなた
【読み聞かせ】雪降る街の妖精達【朗読】
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読んだよ!
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彼はシマエナガ
真っ白で小さくてとても愛らしい鳥
そんなシマエナガは
雪が降ると、まるでかくれんぼをしているよう
しばらくすると
雪のじゅうたんの上をエゾリスが駆けてきました
エゾリスが言いました
「シマちゃんシマちゃん、どこにいるんだい。君とお話ししたいのに、姿が見えなきゃお側(そば)に行けないよ。」
シマエナガは答えます
「ごめんよエッちゃん。目の前に大きな木があるだろう?僕はその木に止まっているよ。登ってきて、探してはくれないかな」
彼の声が聴こえたので、エゾリスは言われた通りに登ってみることにしました
登るにつれて彼のさえずりが聴こえてきます
エゾリスに合図をしてくれているのです
エゾリスはやっとのことで彼を見つけました
「ふう!やっと会えたや!シマちゃん、今日はどんなお話しをしようか!」
これは、とある雪の降る街の
小さな友人達のお話です
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