【声劇】花は折りたし、梢は高し【掛け合い】

N：「みやち」夢店屋：「アキラ」

関西弁なんて久しぶり過ぎてなんともならんな(ΦωΦ)フフフ… N：この広い世界には、夢を見せてくれる案内人がいるらしい (鈴の音) 夢店屋：「どうも～こんばんはぁ～夢店屋の、夢三瀬太郎で～す」 N：「夢を見せてくれる？」 夢店屋：「そーそー！ワシは人を喜ばすんが好きでな。どうや？ねーちゃんも夢心地に浸ってみんか？」 N：出かけた結構ですを、飲み込んだ (変曲) N：「腕の良い料理人、プロの絵かき、人気歌姫、国民的アイドル…ふふ！私ってこんなに人気者になれる素質を持っていたのね！どうしてOLなんかで留まっていたのかしら？上司に押し付けられる仕事も、同僚の愚痴も、お局様の自慢話も！全部ぜーんぶ今の私には関係ない！」 夢店屋：「くふふ、ねーちゃんはもっともっと夢を見れるで。次は何の夢がええ？」 N：「私をもっと人気者にしてちょうだい！」 (雀のさえずり) 夢店屋：「んぁ、朝が来てもうたな。時間切れや」 (曲入り) N：「どうして！？もっとわたしを！」 夢店屋：「ねーちゃん、現実見てみ？あんたは有名人でも何でもないで？」 N：「う、そ…うそよ！だってわたしは…！」 夢店屋：「普通の会社で普通に勤める普通の会社員や」 N：「そ、んな…」 (曲入り) 夢店屋：「ワシは人を喜ばすんが好き言うたやろ？あれはな、喜ばせた分現実に気づいてゆがむ顔が最高にたまらんからや…！」 夢店屋：「花は折りたし、梢は高し。手に入らん夢は見んに限る、ってな？」 -------------------- 登場人物 夢店屋 ﾕﾒﾐｾﾔ (夢三瀬 太郎 ﾕﾒﾐｾ ﾀﾛｳ) 夢を見せてくれる夢店屋の店主(店員1名) 陽気でヘラヘラした関西弁野郎 言葉巧みにオキャクサンを誘導し夢に溺れさせ、現実を見せて絶望させるのが趣味。ただただ最低 N (ねーちゃん) 疲弊して帰宅したら関西弁の男が不法侵入していた 夢に溺れたら軽率に現実を知らしめられて絶望した 普段は誠実な性格だが、欲深い ----------------- BGM SHWより 市-ichi- DOVA SYNDROMEより キャンサー byおしょう様 効果音ラボ様 声劇台本 #声劇 #2人声劇 #掛け合い #コラボ待ち #声劇コラボ #お姉さん #ねーちゃん #妖しい #壱ノ台本