ー閲覧禁止ー
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(心音)
昔昔、そのまた昔。
ラ・トルストーム…通称、“ラトル”という1つの国がありましたとさ。
そのラトルには3つのタイプがありました。
(日南琉)
一つは、壁の中に暮らす差別のない一般人“無能”
一つは、壁の中の英雄として称えられる“能力者”
そして、一つは……
壁の外に暮らす、狂気として恐れられている者達。“種族持ちの能力者”。
(藍歌)
互いに恐れ合い共存してきたラトル。
だけれど、ある日その生活は終わりを告げる。
(陽)
突然、“無能”と“能力者”が消え、“種族持ちの能力者”のみが残った。
消えた理由……それは、“世界滅亡の危機”。
(雪葉)
そこで立ち向かったのは、“6人”の幼馴染とその仲間達だった。
彼女達の活躍により、世界は救われた。
それに感謝した能力者は、今まで恐れていた種族持ちの能力者と、生活を共にすることとした。
(秋)
めでたしめでたし……。
だが、そこで終わるわけではない。
彼女達6人はとある些細な出来事からお互いを蹴落とすかのように“自己主義”を主張するようになってしまった。
(藍歌)
そして、彼女達はついに爆発。ラトルを6つの区域に分け戦争を繰り広げることとなった。
(心音)
……これは。私達が起こした
(全員)
世界最後の物語だ。
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