【声劇台本】望まれない白雪姫【二人用】
小人(演じてくださる方)×白雪姫(演じてくださる方)
【声劇台本】望まれない白雪姫【二人用】
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"童話の世界を知った白雪姫と、白雪姫に恋をした小人のお話。"
こんにちは、0(レイ)と申します( ˊᵕˋ )
今回は、童話『白雪姫』をモチーフにした台本を作成しました。
本当はこれの3倍くらいの長さで、無理矢理削った結果がこの台本なので、伝わらないところ等があったらコメントにお書き下さい。
宜しければ、暇つぶし程度で良いので読んでくれるととても喜びます☺︎
***
"あらすじ"
ある所に、白雪姫という美しい姫がいました。
白雪姫は、森の中で小人と一緒に暮らしていたのですが、段々一緒に過ごしていくうちに、小人のうちの1人に恋をしてしまいます。
ですが、ここは『白雪姫』という童話の中。
白雪姫は、毒林檎を食べて眠り、王子様と結ばれなければならないのです。
一方、小人は初めて出会った時から白雪姫のことを愛していました。
また、そんな小人も、この世界が『白雪姫』という童話の中だということを知っています。
そんなある日、白雪姫は毒林檎を持つ魔女がいる場所に向かおうとして…
***
《台本 望まれない白雪姫》
小人「し、白雪姫様!」
白雪姫「…なぁに?」
小人「…姫様、この先に行ってはなりません!この先には悪い魔女がいます!」
白雪姫「…知ってるわよ。でも私は先に行くわ。」
小人「そんなっ…何故!?」
白雪姫「これが、『白雪姫』のお話の中だからよ。」
小人「なっ…!?」
白雪姫「私、知ってるの。私が『白雪姫』っていうお話の主人公な事も、この先で起こる出来事のことも。」
小人「知ってたんですか、この世界のことを…
…でしたら尚更、先に進まず、ここを逃げるべきです!
姫様、僕と一緒に街まで逃げま…」
白雪姫「(遮るように)駄目なのよ!それが!」
小人「!?」
白雪姫「私はこの物語の主人公よ…
ここで逃げたら、『白雪姫』として成立しなくなる…それが原因で、貴方が消えてしまったらって考えると、怖いのよ…」
小人「…僕からしたら、姫様が無理して苦しい思いをされる方が、ずっと辛いです。」
白雪姫「…そんな、でもっ…」
(言い終わる前に小人がキスする)
小人「…ぼくは、姫様のことが好きです。
ストーリー上に無くたって、愛しています!」
白雪姫「本当…?」(泣き出す)
小人「あ、ご、ごめんなさい!僕は、なんてことを…」
白雪姫「違うの…私も、貴方のことが好きなの。だから、とても嬉しくて…」
小人「…本当ですか!?大変嬉しゅうございますっ…。(泣きそうな声で)
…姫様、私と一緒に、来てくれますか?」
白雪姫「えぇ。例えそれが、望まれない結末だったとしても…ね。」
***
読まれる方は、拍手orコメントをしてくれると私が喜びます。
タイミング等が難しい場合や、時間が足りない場合は、内容を大きく変えない程度であれば改変して頂いて結構ですので、ご自由にどうぞ!
楽しんで頂けたら、幸いです🙌
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Comment
1commnets
- れいありがとうございます😭 そう言っていただけて光栄です( ˊᵕˋ )