桜の中君想ふ
【台本】ぽにょ【BGM】さんこん 【読み手】※
桜の中君想ふ
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台本師の人から要望があったんで久々の声劇です(◍ ´꒳` ◍)
…男声…出ないなぁ…(知ってた)
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毎朝7時にここを通るハイカラな娘さん
女学校にでも行くのか自転車なんてものに乗っていて見るからに危なっかしい。
娘さんの頭に着けているリボンが風にゆらゆら揺れていて、、、。
病弱な私は、家から出られず外になんてでたことは数えるくらいだ。
その中で娘さんを見ることが楽しみになっていた。
ある時学校から帰ってくるとすぐに家から出てきて桜の木を見つめていた。
夕日が娘さんを照らして。一瞬目元が光った気がした。その綺麗なこと
私はきっと恋に落ちたのだろう
娘さんの涙を綺麗というのはいささか不謹慎な気もするが綺麗なものは綺麗なのだ。仕方がない。
声をかけるべきか迷ったがこのまま見ていたくて、、、。
結局娘さんは日が落ちるまでそこにいた。
私はその時なんて声をかけるべきだったのだろうか。どうしたんだい?話を聞こうか?それじゃああまりにも不審者すぎる。
それに話しかけてしまったらこの心地よい桜の香りのする風につられて私の心を話してしまうだろう。だからきっとこれが正解だったんだ。
あと何日君を見ていられるかな?
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#声劇 #声劇台本 #一人声劇 #恋愛 #片思い
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- ぽにょありがとう〜