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第十三話台本
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🍃「それで…あんたらは、ここのこと知らないの?明らかに、普通じゃないんだけど」
🐦️「いえ…ついさっき、目が無数についた…スライムのような、真っ黒な変な怪物に襲われたばかりで…」
🍃「!ソイツだよ。僕、捕まって飲み込まれて…なのに突然穴に落ちた感覚がして…気がついたらここにいたんだ。」
🐦️そういえば、私も皆と歩いている時に、突然穴が空いて何かに飲み込まれたような…。一体どうして…
…ううん、ここを私たちがいた、通常世界の所と比べちゃダメなんだ。さっき彼も言ってたけど、ここは普通じゃない。どんなことがあっても、おかしくはない___
【重々しい音】
🐦️段々恐怖で手が震えてきた…。落ち着いて、あの怪物は今はいないんだから…。
[エコー]
❇️「大丈夫だよ。司ちゃん。」
🐦️「え…?」
❇️「大丈夫。」
【優しい音楽、温かい感じ】
🐦️「…ありがとうございます幽さん…すみません…」
🍃「…で?いちゃつきは終わった?」
🐦️「い、いちゃついては…」
❇️「こら!なだつくん、司ちゃんは本当に怯えてるんだよ!僕は手を握ってあげられないんだから君が」
🍃「あー!もう、僕はなだつじゃない!その名前で定着させないでくれる!?壱!海野 壱だよ!」
🐦️…気難しそうな性格の彼と、これから一緒に探索していけるだろうか…
【エコー】
🍃「とにかく、僕は一刻も早くこんな薄暗くジメジメしたところから出たいんだ。足手まといになるならずっとそこにいなよね。」
【足音遠ざけてからまた戻ってきたように大きくする】
🍃「なんでついてこないのさ!」
🐦️「いや…あの、一人でどんどん行っちゃうから…」
🍃「もう!…ほら、早く行くよ!」
【二人の足音】
(尺ギリギリ入る!)
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