またいつの日か… 【掛け合い】

妹【貴女のお名前】× 兄【貴方のお名前】× 四ノ宮りゐ

今回もまた二人声劇になっております。 この台本は、ある方の演技を聴いていて思い浮かんだ台本です。 人の演技を聴いて、想像が膨らみ書きたいと思ったのは実はあまりなかったことでして…。 なのでこの台本はあたしにとったらまた違う試みのものと言いますか…、もしかしたら今まで書いてきた台本とは少しテイストが違う台本になっているかもしれません。 でもそれもまた自分としては新鮮ですし、これもまたあたしの大切な台本のひとつになりました＊。 この台本を見て下さった方、演じてみたいと思って下さった方、本当に感謝です＊。 ぜひ思うがままに演じてみてくださいませ(*´ω｀*) 今回は、兄妹の何気ない日常の台本です。 何気ないとは言いましたが、このひと時がなければまた違った未来が訪れていたのかもしれませんね。 先のことなんて誰にも分からないものです。でも、気の持ちようや日々の過ごし方でその先の未来は少しづつだけど変わっていくものとあたしは思っています＊。 そんな想いを込めて…。 人称変更、アレンジなどはお好きにどうぞ♪ ただ、ふざけて読んだりセリフを大まかに変えることなどはしないでくださいませ。 心を込めて書いたものなので、ご了承の程よろしくお願いします。ﾍﾟｺﾘ((｡´･ω･)｡´_ _)) ☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊ 庭をゆっくりと歩く兄、その背には微笑をたたえた妹がいる 妹「見て、兄様！可愛い小鳥…。 …あーあ、私もあんな風に飛べたらいいのに…」 兄「ははっ、お前らしいな。 だがもしその背に羽が生えでもしたら、お前のことだ。どこへともなく飛んでゆき、この兄のもとへはなかなか帰って来ぬだろう？」 妹「そんなことないわ！寂しがり屋な兄様を置いて、私がそんな遠くへ行くはず…あっ…」 小枝に髪の毛が絡まる 兄「ほら、そんなにはしゃぐからだ。 じっとしてなさい。……ん、取れた…」 髪が解けたのと同時に、何羽もの小鳥が木から空へ羽ばたいていく 妹「わぁ…、綺麗…。 …兄様、私もいつか歩けるようになるかしら…。また…、あんな風に自由に飛び回れる日がくるのかしら…」 兄「…あぁ、来るさ。 何を隠そう私の妹はこの様にお転婆で真っ直ぐで…、そして何より希望に満ち溢れているのだからな…」 妹「兄様の意地悪…。いつも一言多いんだから…。 …ふふっ、でもありがとう。私は私らしく…だよね。 そしたらまたいつの日か…」 ＊.｡.:*･ﾟ＊.:*･ﾟ＊.｡.:*･ﾟ＊.:*･ﾟ 妹「兄様ー！珍しい小鳥を見つけたの！こっちよ！ほら早く早くっ！」 兄「あぁ、そんなに引っ張るな…」 ☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊☆＊ カッコの付いてないものは、ト書きなので読まなくて構いません。 今回お借りした曲は、四ノ宮りゐさんのオリジナル曲です。四ノ宮さん、素敵な曲をありがとうございます(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)) コラボしていただける際は、拍手やコメントをしていただけると嬉しいです(*´꒳`*) #声劇 #台本 #声劇台本 #二人声劇 #2人声劇 #掛け合い #兄妹 #温かい #日常 #四ノ宮りゐオリジナル #ジゼル台本