【声劇】堕天使【コラボ募集】
台本:みはにゅ 演者:コラボ者様 BGM:ℳɨn̸d̸Ťяซd̸ίτïơή様
【声劇】堕天使【コラボ募集】
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みはにゅ台本4作目✏️ 大好きな狂気系。
みはにゅが “波柚” という名義で
学生の頃『小説家になろう』で書いていたものを
原案として、台本にしてみました。
別名義ですが、紛れもなく本人なので盗作等ではございません。
念のため。
BGMとして、ℳɨn̸d̸Ťяซd̸ίτïơή様の
『Inventor Tesla (original instrumental)』
をお借りいたしました! ありがとうございます。
素敵な雰囲気に仕上がったと思います。
コラボしていただく際には、
Mind Tradition様にも拍手を何卒よろしくお願いします。
人称や語尾、言い回しなどの
内容を大きく変えない範囲での改変は構いません。
アドリブも大歓迎です。
ただ、大切な作品です。
ふざけるようなことはやめてください。
よろしくお願いいたします。
*簡単に解説*
地の文→ぼくの心内
『』内→彼女の台詞
「」内→ぼくの台詞
お一人ですべて演られてもいいですし、
役で分けて二人声劇にしてくださってもよきです。
以下台本
(σ・ω・)σ<ココカラ--------------------------
『あたし天使なの。
貴方を幸せにしてあげるわ。』
彼女はそう微笑んだ。
ぼくは彼女にすがった。
彼女がぼくの傍にいてくれるようになってから
ぼくの成績は上がり、
部活でもレギュラーを勝ち取り、
バイトでも今まで以上に稼げるようになった。
だけどある日気がついたんだ。
ぼくのまわりから人間がどんどん消えていた。
ぼくは寂しくなった。
だから彼女に言ったんだ。
「まわりに人がいなくてとても寂しい。
こんなんじゃ幸せじゃない。」
その言葉を聞いて振り返った彼女の口元は
鮮やかな赭色(あかいろ)に染まっていた。
彼女の足下には人間の残骸らしきものが
たくさん転がっていた。
彼女は言った。
『なに言ってるの? 寂しい?
そんなの知らないわ。
あのね、教えてあげる。
自分にとっていいようにするにはね、
要ラナイマワリノ奴ヲ排除スレバイイノヨ。』
彼女は笑った。
ぼくは彼女が天使などではなかったことをこのとき知った。
『寂シイナラ奴ラノ処ヘ連レテイッテヤルワ。』
ぼくがその後どうなったかは、ぼくさえも知らない。
(σ・ω・)σ<ココマデ-------------------------
“悪魔”ではなく、仮にも“天使”であるところに
最大の皮肉を感じます。
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