【二人声劇】iの定義

◆少年： ◇少女：

あたたかくて残酷な綺麗事が、 不器用なふたりなりの愛の伝え方だった ────────── (1:30〜) ◇ 「哀しいだけの愛ならいらない」 ◆ 幸福は消耗品だ。それでも僕は、空っぽな君の心を埋めたかった (1:16〜) ◆ 「君が、たくさんの あい で満たされますように」 ◇ 優しい彼の遺した言葉は、私を縛る呪いになった (1:05〜) ◇ 「星がひとつ落ちる時、ひとつの命が終わるんだって」 ◆ 「なにそれ、」 ◇ 「ふふ、童話の受け売り」 ◇ 「ねぇ、私のときも流れ星ふるかなぁ」 ◆ 「…そんな寂しいこと言わないでよ」 ◆ 叶わない願い事は虚しいだけだと笑う君に、未来をあげたかった (0:41〜) ◇ 「夢をみているみたいなの、最期のゆめ」 ◆ 「僕は君を孤独な少女になんてさせない」 ◇ ずっと、君の綺麗すぎる嘘が嫌いだった ◆ 「幸せにするって約束したでしょ」 ◇ 君のやさしさが、きらいだった (0:20〜) ◆ 「我儘でも自己満足でも、彼女に生きてほしい」 ◇ 「ひとり散ったあの子になりたかったの」 ◆ 僕も君も、嘘つきだから ◇ 「幸せなことがどうしようもなく不幸せだ」 ◆ これがきっと、ふたりの あい だった ────────── ◆ 少年 ↳ 優しい嘘つき。彼女に生きてほしかった。 ◇ 少女 ↳ 強がりな嘘つき。彼に生かされてしまった。 ────────── ほんとうは、君と幸せになりたかったんだ お久しぶりです、とわです。 riro√m様の素敵なピアノをお借りして、今回は「マッチ売りの少女」をモチーフに書かせていただきました。 お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、あのふたりです。「マッチ売りの少女」はクリスマスのことに触れられていたりするので、どうしても今日あげたくて。このおはなしはいつもの雰囲気と変わらないのですが、次こそ今までとはまた違ったものを書いてみたいですね…！笑 「幸せ」って、「愛」って、なんでしょう。 形がなくて、曖昧でぼんやりしていて。 だからきっと、ふたりがそれぞれ選んだこんな答えも間違いではないと思うんです。 個人的には最後の少女の台詞がお気に入りだったりします。幸せなときが、そうでなくなる恐怖に怯えなきゃいけないから一番不幸せなのかな、なんて。 彼等に息を吹き込んでくださる方を心よりお待ちしております。また、コラボの際は必ず、riro√m様のサウンドに拍手とコメントをして頂くようお願い致します。 #二人声劇 #予告風声劇台本 #2人声劇 #声劇台本 #声劇 #台本 #掛け合い #とわの絵本