匍匐する精神
IDONO KAWAZU
匍匐する精神
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這い蹲って
歌詞〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
叱咤たるや罵詈雑言
横断歩道に並ぶ鴨たちの大合唱
耳すら呆ける
怠惰たるや曖昧模糊
白線の内の寄りたる死角と賽子
「漆」を刻んでいた
周回遅れの煩悩は
高架線具に突っ切った
蛍光を返す土瀝青(あすふぁると)に
下水の臭味が纏わりつく
救いのないあられもない
鈍色の霧じゃ何処にも行けない
誰かの排瓦斯吸い込みながら
喧噪の中に溶けていく
「アンタジャナクテモカマワナイ」
「アンタガダレデモツマラナイ」
無い無い無い無い
何処にもありゃしない
言葉も足りない
這い蹲っては仰け反る
大体大概潰しがきかない
理想も何も
黒山の波の呑まれた
何度も自尊は容易く踏まれた
何度も澱みを啜って生きていく
今度はもう己を過信しないから
何でかあの頃を思い出す
「なんだか…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎日投稿第五弾! 宮下遊になりたかった
#匍匐する精神 #IDONOKAWAZU #VOCALOID #拍手返します
Comment
1commnets
- ミャンコさざんかさん、ほんと興味深い声色いっぱい!! 素晴らしい!!