【声劇台本】手紙と落命

【音楽】びすけっと【声】あなた【台本】青木 街

あと何日、君に伝えられる？ 【台本についてのお願い】 コラボの際はコメントだけでもお願いします。 （声劇初心者の方は分からないこともあると思うので大丈夫です！） また、台詞のコピーと貼り付けは控えてください。 コラボの際は音源主様の方へ何かしら反応して頂けると幸いです。 こちらの台本の音源は自作のものではなく、お借りしているものなのでツイキャスやLisPon、SPOONでの使用は控えてください。 よろしくお願いします。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【台詞】 『寒暮（かんぼ）、君を想う。』 神のいない社（やしろ）で、人間にもなれなかった私は あの日からずっと“君”への手紙を書いている。 元気にしているだろうか。 お腹は空いていないだろうか。 次はいつ、会いに来てくれるのだろうか。 毎日、君への言葉を綴（つづ）った。 しかし、どこへ届けたら良いのだろう。 そんな迷いもあってまた、 繰り返し、君への言葉を綴る。 なるべく、早く会いたいものだ。 もう。いつ消えてもおかしくないのだ。 筆が持てなくなる前に、 せめて、手紙だけでも君に届けたい。 そうだ。 置き手紙をしよう。 そうすれば、 私が消えても、 いつか君が来て読んでくれるかもしれない。 ……それでいいはず。 ……いいはずなのに、 せめて最期は君に逢いたいと思ってしまうのだ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 今月最後になるかならないかの台本になります。 びすけっとさんの音をずっと聴いていて、 ようやく納得できる形になりました。 人と人ではないもののお話、とても大好きです。 あなたの好きはなんでしょう？ 良ければお聞かせください。 #BISオリジナル #街のほんだな