4話
バルーン
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その頃、うたは...?
―――
うた「チッ。」(舌打ち)
うた「やっぱり王華プロはセキュリティきっついな。外側から探り入れるのは無理、か。
他人が外から壊せないなら、内から崩れてもらう方が楽かな」
「所詮人間関係なんてすぐ壊れるってことを教えてあげるよ」
莉水「...あ、すみません、人がいたのですね。図書室もう閉める時間なのですが...」
うた「....!? り、りず...?」
莉水「...! か...うた、先輩....」
うた「申し訳ありません。
少々調べ物をしていまして。もうこんな時間でしたか。すぐ出ますね。」
莉水「あ、あの...!」
うた「僕に何か用ですか? 莉水さん。」
莉水「...!
なに、を、調べていたんですか。
余計なことは、しないで下さいね。
あなたたちだって、バラされたら困るでしょう?色々と」
うた「色々とバラされて困るのはそちらでは?
...では、お先に失礼します」
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