台本「理屈屋のあの子が、何か言いたいようです」
朗読:貴方/台本:繭と朝露
台本「理屈屋のあの子が、何か言いたいようです」
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アレンジ・アドリブ歓迎いたします。
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ひとえにクリスマスと言っても、その過ごし方は千差万別だろう。我が国では、やれクリスマス商戦だのプレゼントはどれが良いだのケーキはどこそこの店が美味しいだのイチゴがたくさん乗っていると高く付くだの、とかく現実的すぎて夢なんて欠片も見当たらない。
え?じゃあクリスマスプレゼントは要らないのかって?
そう言ってるわけではないよ。ただなんというか、ねえ君、クリスマスというものは、もう少しロマンチックであるべきだと思わないかい?
他国では教会でミサが執り行われたり家族水入らずでゆっくりと過ごしたりアドベントカレンダーで毎日少しずつ楽しみを増やしていったり……。とどのつまり、僕は今年のクリスマスを単なるお祭り騒ぎで終わらせたくないんだよ。
だから、その、……そうだな、僕が君に何を言いたいかというとさ、あの………………。
………クリスマスの予定、僕のために、空けておいてほしい。
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「理屈屋のあの子が、何か言いたいようです」
(長すぎて表示されないのですが、どうしてもタイトルを変えたくありませんでした……)
#一人用声劇台本 #声劇 #クリスマス
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