【声劇台本】王子の呪い。

台本❦早瀬小鳩　演者❦○○

やっと思い出した。 🐦Attention🐦 🐦使用する際は👏とコメントをお願いします！ 🐦内容が変わらない程度の口調などの変更は可能です！ 🐦秒数は曲調を考慮した目安です。 📚Story📚 ☁とある呪いにかけられた王子は、幼い頃から仲睦まじかった召使いのことを完全に忘れてしまう。 しかし召使いは主を混乱させまいと、何も言わずに仕えてきた。　 呪いは年々酷いものになっていく。遂には身体さえ自由に動かすことが出来なくなり、危篤状態となってしまった。 死の間際、召使いの零した涙によって、記憶の蓋が開け放たれる。 🐦🐦🐦 【1:19~】 僕はその時、やっと君の事を思い出したんだ。 【1:14~】 僕が木から降りられなくなった所を、君が助けてくれたこと。 お城から勝手に抜け出して、王様に二人して怒られたこと。 花で作った指輪を、お互いの薬指にはめて誓ったこと。 【1:01~】 まだまだあるよ。全然、言い切れないくらい、たくさんの日々を君と過ごした。 なんで忘れちゃったんだろう。どうして気づけなかったんだろう。 こんなにも、大切だったはずなのに。 【0:48~】(曲に合わせてまくし立てると👍) 君が好きで好きでたまらなかったはずなのに、どうして忘れてしまったんだろう！！！ 【0:44~】 ……ねえ、約束してくれないかな。 もしも僕らが生まれ変わって、王子とか召使いなんかじゃなかったら……ううん、もしもまた身分の差があったとしても。 僕と結ばれて欲しいんだ。 今度こそ忘れないから。こんな呪いになんか負けないから。だから、君に傍に居てほしい。 君の、傍に居たい。それだけなんだ。 【0:18~】 そうだ、次にまた会えるように、目印を決めておこう。 星の森にある小さな泉。君と僕しか知らないヒミツの場所。 きっと、きっと会えるから。 どうか、忘れないでね……。 🐦🐦🐦 ☁王子はそう言っているつもりだが、口から放たれてはいない。召使いの耳に届くことはついぞ無かった。 #ファンタジー声劇台本 #ファンタジー台本 #悲恋 #悲しい #一人声劇 #声劇台本 #セリフ #呪い #死ネタ