映画告知風台本「彼方の君に」

彩:【 】×碧【Sora】

------------------------- (イントロ) 彩: にっこり笑って、いつも通りの優しい顔で、碧は言った。 碧: 「さあ、今日こそ世界を終わらせよう」 (季節は次々死んでいく) 彩: 世界を歩き続けて、色々なものを見てきたのだと言う碧は、以前の彼とはまるで変わってしまっていた。 碧:「俺はね、もうこんな世界嫌なんだ。もう、見たくないんだよ」 「人間ってやな生き物だよな、好奇心は猫を殺すって言葉は同じように人間が考えたはずなのに」 (僕が僕と呼ぶには) 彩: 彼はどこに行ってしまったのか。これからどこに行ってしまうのか。 ねえ、一体何があったの……？ ずっと私のそばにいたのに、いつ世界を歩いてきたというの……？ 碧: 「ははっ、そっか、そうだよな。“この世界”の彩には分からなくて当然だよな」 (拝啓 忌まわしき過去に) 「俺は、彩が好きだよ。お前がいるから俺の世界は輝くんだ」 彩: 「待って、碧、碧ぉ！ひとりにしないでぇ！」 碧: 「この扉が開いたら、今度こそ彩に逢えるかな……」 彩: 私はここにいるよ。ねえ、碧、あなたは一体誰を見ているの……？ あなたは、誰。私の知ってる碧なの……? 碧: 映画「彼方の君に」、近日公開。 (季節は次々生き返る) 「ごめんな、君は俺の彩じゃないんだ」 ------------------------- 「彼方(かなた)の君に」 ミステリー風ファンタジー。友情とか恋愛とか諸々もきっと含んでるお話。 彩(さや) 普通の女の子。ある日幼馴染が妙なことを言うようになったことを訝しんでいる。 碧(あお) 彩の幼馴染。 実は彼は超能力なんかがあるような並行世界の人間。でその超能力者の1人でもある。 科学者により、実験に協力するように言われ、恋人の彩を人質に並行世界に飛ばされてきた。これでもう５つ目の世界移動。更に移動するには世界を“終わらせる”しかないので、4回も並行世界の彩を殺して感覚がおかしくなってる。 一刻も早く元の世界に帰りたい。 碧は精神が参ってしまっているので、仮に元の世界に戻って恋人の彩と再会しても元通りの幸せは戻ってきません。また、恋人の彩も碧がいない間にマッドな科学者たちの体のいいモルモット扱いされてしまっているので、碧が戻ったところで彼女も幸せな未来は築けません。 碧は5つ目の世界の彩を殺すことができずに、彩によって心を僅かに救われて恋人の彩と同時に亡くなることでしょう。 #台本 #声劇 #映画予告風 #掛け合い #きへんの台本 #コラボ用 #拍手返す #拍手返します #気になった人フォロー返す #フォロー返す #Soraの声 #Soraのコラボ音源 #リベンジ #二人声劇