トレーナー
作詞: Sken
トレーナー
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自動ドアを出ると 冬の空気に変わっていて
追いかけた君のトレーナーから
心をくすぐる匂いがした
ビニール袋をぶら下げて
やじろべえみたいに
遠くを見るのが下手な君は
縁石を揺れながら渡る
私の方が背が高いよって
背筋を伸ばして 頰を膨らめてる
わざと降りながら肩をぶつけてくるから
ちょっと怒ると
知っていたような顔して
いたずらそうに腕を組んで笑う
少しだけ自慢げに 空を見上げると
冬の星座が見えた
いつまでも君を好きでいられる
そんな気がしていた
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