嵐の前の静けさ
異譚 刀剣乱舞
嵐の前の静けさ
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#異譚刀剣乱舞
第一幕「嵐の前の静けさ」
山姥切、縁側に腰掛け頭を抱えている
山姥切:はあぁ…
そこに大包平が現れる
大包平:鶯丸ーーーーッ!!
山姥切:っ!?なんだ、どうした!?
大包平:む、山姥切国広。ちょうどいい、鶯丸を見なかったか。
山姥切:いや、見ていないが…。
大包平:そうか。では失礼する。鶯丸ーーーーッ!!
大包平、退場
山姥切:な、なんだったんだ…?
今度は光忠が現れる
光忠:鶴さーん、どこ行っちゃったのー?
山姥切:燭台切…?
光忠:あれ、山姥切くん。そうだ、鶴さん見てない?
山姥切:いや、見ていないが…。
光忠:そっかぁ…、ありがとう。別の場所を探してみるよ。鶴さーん、どこー?
光忠退場
物陰からこっそり鶯丸と鶴丸が出てくる
鶴丸:…行ったか?
鶯丸:ああ、大丈夫そうだ。
山姥切:なっ、お前達…!
鶴丸:しーっ、でかい声を出すな。光坊達が戻ってきちまう。
山姥切:……お前達、何故こそこそとしているんだ?
鶯丸:あの二人は、俺たちに内番をやらせようとしていてな。
山姥切:…それから逃れる為に逃げているのか…?
鶴丸:ああ。
鶯丸:その通りだ。
山姥切:大包平ーーーーッ!!燭台切ーーーーッ!!
鶴丸:この裏切り者!
鶯丸:仕方ない、逃げるぞ!
鶯丸、鶴丸退場
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