魔女アガーテのギフト
アガーテ【おさかなりんご】
魔女アガーテのギフト
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素敵な台本をお借りして、声劇初投稿しま!!!!!
ハロウィン!!!!好きだ~~~~ッッッ!!!!
彼女の焼くお菓子は美味しい。
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こんにちはお兄さん、お菓子はいかが?
甘いクッキーにキャラメル、マカロン、勿論ダックワーズにタルトレット、ケーキだって揃ってるわ。
食べた者の心を動かす特別なお菓子のギフト。いかが?
(1:14~)
あら、また来たの? この間はどうだったかしら。
お菓子をあげたら両想いになれた? それはすごいわね!
今度は友人に彼女を諦めさせるようなものを、ね。
なら、プティングなんてどうかしら。
(0:58~)
いらっしゃい! 随分と真っ青じゃない。
友人が砂糖になった? それで村が騒がしかったのね!
良かったじゃない。もう貴方の恋人を横取りしようとする者はいないわ。
私のお菓子を食べれば、見込みのない恋愛成就は勿論、結婚を邪魔する両親も、嫌がらせをするあいつも、みーんなただの砂糖に変えられる。
誰も貴方がやったなんてわからないの。
だからもーっと、お菓子を贈りましょう?
(0:26~)
結局村人全員にお菓子を贈っちゃうだなんて、すごいすごい!
みーんな砂糖になって、どこもかしこも甘い匂い。これでしばらく砂糖には困らないわ。
心配しなくても、貴方ももうすぐ仲間入りよ。
馬鹿ねぇ、人を呪わば穴二つよ、お兄さん!
あは。もーっと、お菓子を焼かなくちゃ。
(足音の後、カランカラン。)
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