海と山椒魚
米津昆師
海と山椒魚
- 44
- 2
- 1
みなまで言わないでくれ
草葉の露を数えて
伸びゆく陰を背負って
あなたを偲び歩いた
二人で植えた向日葵は
とうに枯れ果ててしまった
照り落ちる陽の下で
一人夏を見渡した
今なお浮かぶ
その思い出は
何処かで落として消えるのか
あなたの抱える憂が
その身に浸る苦痛が
雨にしな垂れては
流れ落ちますように
真午の海に浮かんだ
漁り火と似た炎に
安らかであれやと
祈りを送りながら
米津で一番好き説ある
Comment
1commnets
- こんぶ童貞ちゃん久しいやん!!!ありがとすぎるぜ…( ˆᴗˆ ) もっとくれ()←