街をハロウィン一色に!
くー
街をハロウィン一色に!
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「……覚えてます?私が住民帳を取りに行く時にボヤいてた言葉………
ハロウィンです!ハロウィンなんです!!秋の大事なお祭りなんです!実りと秋の精霊、神々に感謝を表すセレモニーなんです!
きっちりやらないと…秋の精霊達は優しい方々が多いんですが…お菓子に関してだけは性格変わっちゃうんです…!しっかりやらないと、最悪、冬が来るまでずっと…ずーーーーっと夏ですからね!」
仕事のついでに顔出してみるか…なんて、普段と違う行動するべきじゃなかった…。相談で来たつもりが、永遠のように続くニフのボヤキを聞く羽目になるとは……。
「その準備がただでさえ大変なのに…こんな最悪のタイミングで住民帳作りに抜擢されるなんて
……うぅぅ…ぐすっ」
確かに、あの日疲れた顔でニフはやってきた。目の下はあの日よりも濃いクマが浮いていた。
「…なにか手伝おうか?」
と口走ったのが運の尽き。ライトニングの魔法よりも輝く目で見つめてきたかと思うと、おもむろに書類を取り出した。
「…地獄に仏!!正にメシア様です!!!実は私どうしても苦手な事があって…街の飾り付けのデザインをお願いしたいんです!」
これなんですが…と急に声を小さくしておずおずと出したイメージ図を見たが…下手な絵に、酷く少ない色使い。苦笑いを浮かべていると
「分かってるんです!私センスがないんです!!だからお願いです!私の代わりにハロウィンの飾り付けのデザインをお願いします!」
…これは大変な事になったぞ…
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街のデザインを貴方の歌声でニフに提案してください。
歌によって、飾り付けが変わります。
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