【企画台本】眠り姫の猫【あなたの知らない12の童話】

フィン『』ロゼ「」　台本：いとまき

テーマは【眠れる森の美女】 さあ、ページを捲って？ はじめまして、糸巻と申します。 知ってる方はこんばんは。 机の上の地球儀様の企画に参加させていただきました。 企画ページはこちら　 https://nana-music.com/sounds/0513b450 素敵な台本師様方がたくさんいらっしゃいます。 ぜひ、読んでみてください。 ☆あらすじとか☆ 10年生きた猫は、ひとつだけ奇跡をおこせる。 例えば、ふすまやドアをあけられるようになったり、 すごく高いところからジャンプできるようになったり。 だけど、たまに人間のために奇跡をつかう愚か者の猫もいる。 これは眠りの森の美女の話ではありません。 眠り姫の王子になりたかった愚か者の猫の話です。 ≪僕と彼女が出会ってから13年目の冬 　　　　　　運命は、彼女に呪いをかけた。≫ ロゼッタ（ロゼ）「」・・・フィンと出会って13年目、病にかかる。長い期間を眠り続け、段々に弱り死んでしまうというもの。死期に近づくにつれ、フィンの言葉がわかるようになった。しっかり者で、強がりで愚かな人間。フィンは大切な友人。 フィン『』・・・ロゼッタの大切な猫。最後まで彼女の猫でありたいと願う。 齢は13歳。人間のために、たった一度の奇跡を使ってしまう愚かな猫。猫の13歳なので大人びてるが、彼の世界は広くもあり狭くもある。心はロゼと同い年（のつもり。）病床の彼女にそっと寄り添う。 ～～～以下台本～～～ （時計の音） 「ご存知かしら。 10年生きた猫は ひとつだけ、奇跡を願えるのよ」 （曲in） 『おはよう、ロゼ。』 「驚いた。私、一ヶ月も寝ていたのね」 『そう。たまに起きたけど、相変わらずはっきりした意識はないみたいだった』 「いよいよ、かな。 でも、病気になってよかったこともあるの。こうして貴方の言葉を理解できるようになった。」 『（それは君に死が近づいているから…だなんて言えなくて。）』 「次に眠るのが怖いと言ったら…貴方は笑うかな」 『先のことを恐れるのは人間の特権だよ。 心配しなくとも、ぼくが起こしに行く』 「ふふ、わたしの小さい友人は、王子様のよう。 だけど、その時が来たら、どうか貴方は自由に。 …話し相手になってくれてありがとう」 『ぼくは、最後まで君の猫だよ。』 （無音） 奇跡の代償は大きい。 だけど、だけどね、ロゼ。 （途中で足音入ります） （曲in） 『（ぼくは思うんだ。 物語の王子様も きっと、きっと、猫だった）』 『朝だ、ロゼ。 起きる時間だよ。』 「フィ、ン…？ どこにいるの…？？」 ～～～～～おしまい～～～～～～ だって こんなに一途で切ない気持ち。 愚かな猫にしか持ちえない ------------------------------------------------------ 効果音：効果音素材：ポケットサウンド – https://pocket-se.info/ BGM：甘茶の音楽工房（英語表記＝Music Atelier Amacha） ------------------------------------------------------ ★あとがき★ うおおおおお！！まにあったぞおおおお！！？？←← かみさまぁ！！！ 人間、やれば何でもできるものですね？ 直前に台本書きなおしたりなんだか、バタバタしてましたが、なんとか完成です。 企画主のチー先輩、創作にお付き合い、そして応援くださいました、皆さまに心よりの感謝を 🌟おねがい🌟 ＊性別の変更、細かな口調の変更などは構いませんが大幅な変更はおやめください。 ＊拍手コメントは、こちらの台本は任意とさせていただきます。コメントがあるとわたしが喜び、比較的早めに愛でにいきます⸜( ´ ꒳ ` )⸝ たくさんのコラボありがとうございます😊 時間の都合もあり、すべてにコメントできておりません…が、 すべて、聞かせてもらっております。 #声劇台本 #地球儀企画台本 #あなたの知らない12の童話