或る旅人の独白

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死ねない私の、 ……………………………………………………………… 『濁った目でしか物事を見る事が出来ないのならば、私は大人になどなりたくありません。子供と大人の間でたゆたって、永遠に幸せを探していたい』 私は常々こう申しておりました。 ある時、私は旅に出ることになりました。 宝物の星の欠片にクモのマント、それから虹の小瓶を持って… 当てのない、果てしない旅です。 旅の途中、私は小さな街に立ち寄りすぐに異変に気づきました。 街の住人は皆一様に俯き、ボソボソと何か呟いているのです。 私は、無理矢理に視線を合わせ会話を試みました。 「目が…！」 真っ暗な闇は底なし沼のように私を掴んで離しません。 カサカサの唇から紡がれる言葉はまるで呪術師の呪いのようでした。 ………………。 星の欠片は粉々に砕け散り クモのマントはビリビリに破け 虹の小瓶は何処かで失くしてしまいました。 それでも、私は旅を続けます。 いいえ、続けるしかないのです。 ……………………………………………………………… 死なない私の、 ※こちらの台本のコピペはキャラクター詳細なども含め全面的に禁止させて頂きます ※性別変換やそれに伴う軽度なアレンジは可能ですが、大幅な変更は御遠慮ください ※許諾なく他アプリに台本を持ち出される方、確認次第予告無くブロックさせて頂きますのであしからず ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 初めて投稿した台本です。 見て欲しい人がいて 下心満載で書きました。 振り向いてくれたときは嬉しかった。 #四ノ宮りゐオリジナル #Īō台本