【声劇】とある日の姉の話
青
【声劇】とある日の姉の話
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ーとある晴れた日のこと。
私は着信音が鳴る家の電話を恐る恐る取った…。
それは、想像を絶するくらいの怖いものだった…。
「タス……ケ………テ……ツライ…ヨ…」
途切れ途切れの声…。
苦しいのかな…?とも思える声だった。
冷や汗が全身に吹き出した。
こんなホラーな事なんて初めてのことで。
「…モウ、……ウシロニ……イルヨ……」
全身が冷たくなっていくのがわかる…。
喋る余裕なんて当然無い。
動く力さえなく固まったままだった。
あぁ…これは死ぬのかなと思った瞬間だった。
そのまま、全身の力が抜けて倒れ込む。
すると……交通事故で亡くなった妹の姿だった
「ゴメ…ンネ、オネエ……チャン………ワタシノ……ソバニ……イテ………ダイスキ…ダヨ」
涙を流しているように見える妹に手を差し伸べた…。
そして私も、声をかける
「大好きだよ…。ずっと見守ってくれて、ありがとう…。」
#鑑賞 #BGM #青オリジナル
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