二人用声劇台本『曼珠沙華の咲く頃』
青年『笹団子』×妙齢の女性『 』
二人用声劇台本『曼珠沙華の咲く頃』
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青年:笹団子
妙齢の女性:コラボ者様
青年:今年も花が。咲いては散って、また咲いて。
僕はまた君に会いに行く。
妙齢の女性:「また来たんかえ? あんたもなかなか懲りんなぁ」
青年:「別にー。僕はここの花を見に来ただけだよ」
そう言って僕は彼女の横に腰を下ろす。
妙齢の女性:「本当、物好きやなぁ」
青年:曼珠沙華が一面に咲いている。綺麗な花には毒があるのが一般的だけど、それでも美しいものは美しい。
妙齢の女性:「あんたはよ帰らな、戻られへんくなるよ?」
青年:「君と一緒なら別に戻れなくてもいいかな」
妙齢の女性:「⋯⋯、 本当口達者やな」
青年:「ははっ、よく言われるよ」
さっきまで夕日に照らされていたこの場所は、徐々に暗くなっていく。
「君は、こんな所でいつまでも一人ぼっちだったんだね」
妙齢の女性:「別に、あんたが来てくれはるから寂しくなかったわ」
青年:「ツンデレって奴だね? ふぅ。これで僕はもう帰れなくなった。責任取ってよね?」
妙齢の女性:「任せとき、わっちの旦那様」
青年:こうして僕は。肉体を捨て、愛する人と結ばれた。
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