【掛け合い声劇】銀無垢の化物 プロローグ
兎角ゆず
【掛け合い声劇】銀無垢の化物 プロローグ
- 112
- 7
- 2
#声劇
兎角です。
人外です。美形な人外です。
珍しく、オリジナルで化物を作る。
「禁断の森で、少女は化物に出会う」
【配役 】
●ギン
○白
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
○禁断の森の…神様?
●ん?人…?
○あ、あなた様が森の神様でしょうか!?
●何で人が…
○あ、あの!!私、お世話係になりました!
白といいます!!
●し…ろ?
○はい!!白です!!
●シロという単語は言えたけど。
少女の言葉はわからない。
○あの…森の神様。
●シ…ロ。
○は、はい何でしょうか??
●こ…とば。わからない。
○え?
●僕の言葉と少女の言葉は異なる。
だけど、カタコトでなら、喋れてる…はず。
○そう…でしたか。
えっと。私、名前、白、です。
●んん??
○私は精一杯自分の名前を主張したが、
彼には伝わらなかったと思う。
●……あ。シロ。名前。
○ですです!!
神様のお名前はなんですか??
●な…まえ?
○あ、もしかして名無しでしたか?
でも大丈夫です!!神様は神様です!!
●シロ…きめて。
○私がですか!?
えーっと……銀色の綺麗な髪…あ、目も銀色なんですね。
では、ギン様でどうでしょうか?
●ギン?
○とても美しい銀色の髪の持ち主様なので。
ギン様で!!
●わかっ…た。
○私は禁断の森に足を踏み入れた。
森の神様への供物として。
Comment
2commnets
- 湊-みなと-@声劇台本書いてますコラボ先にてお借りしました
- みみ兎角さんお借りしたぞッッ