台本【ごめんね…？】一人声劇

声劇者【猫町】 【BGM⇒ほのか様】

俺の、いや。 奴の名前はさだきち。 がんばったな。 ゆっくり眠れ。 以下台本【改変】引用 ✄- - - - - - ｷ ﾘ ﾄ ﾘ - - - - - ✄ (曲が始まったら⬇) 実家の猫が、死んだ。 何年も前から口周りの病気で、ご飯が思うように食べることができず、もう長くないと家族を心配をさせていたが、毎回帰省すると何食わぬ顔で姿を見せていた。 でも、今年は少し違った。ゲッソリしていて、今夏はもたないと、ひと目見て分かった。 病院嫌いな猫だった。 母に連れられて毎月のように病院にいく年もあった。 獣医さんからは｢今年も生きてるのが奇跡。もう長くない」と毎度のように言われていた。 そして、今夜、母の腕の中で逝った。 (サビ:離れていても～…⬇) がんばったな。 病気で思うように食べられないの、辛かったよな。 都内にいるから、なかなか顔見せられなくてごめんな。 病院の注射、痛かったろうな。 夜勤バイト時代、朝出迎えてくれてありがとうな。 一緒に温まった赤外線ヒーター、熱くなかったか？ なんだなんだ、お前が好きだったよ。 俺がいつかそっちにいったら、また膝の上に乗ってくれな。 だからもう少しだけ待っててくれ。 もう少しだけ…。 ✄- - - - - - ｷ ﾘ ﾄ ﾘ - - - - - ✄ #ましゅまろぼん #1人朗読 #声劇 #一人用 #一人声劇 #台本 #赤い首輪 #吉田山田