【短編小説】ハロウィンパーティー ④
朗読者(お名前)BGM(Guardian)台本(古畑 時雄)
【短編小説】ハロウィンパーティー ④
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【短編小説】ハロウィンパーティー ④
私はクラスメイトのサトミに、渋谷駅傍で行われるハロウィンパーティーの話を持ち掛けた。しかしサトミから断られてしまったのだ。
そして、その理由が私が以前、告白した事の有るマサトに関係して居たのだ。私はその当時、マサトと同じクラスで、マサトは一年生ながらサッカー部のスタメンで学年の中でも目立つ存在だった。
だから女子の中では、マサトは憧れの存在だったのだ。私自身も当時マサトに惹かれて居たので、密かに告白した。
ところがマサトからの返事はと言うと、素っ気ない回答だった。
「僕には他に、好きなひとが居る」「ハルカとは付き合えない」
このマサトからの返事が、私のプライドを傷つけた。そして私はマサトにこう言ったのだ。
「他に好きなひとって誰か、教えてよ」
こう私はマサトに問い詰めると、マサトは私に向かってこう言い放った。
「僕とハルカじゃ、釣り合わない」「君が僕に、相応しい女性になったら付き合ってあげてもいいかな」
この言葉を聞いた私は、その場から泣きながら立ち去ったのであった。
つづく…
【nana短編小説】ハロウィンパーティー①〜⑮完結済(朗読劇)
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【nana短編小説】夏祭り①〜⑮完結済(朗読劇)
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【作家】
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