世界観が最高に好き
穏やかな昼下がり
私はタクシーに乗って空港へと
向かっておりました
レースの手袋に滲んだ
赤黒い染みを隠して
重い鞄を抱きしめた
ねえ もうじき自由になれる
神様がいたなら
きっと嫌われていたでしょう
窓のそとを見遣ると
豊かな麦畑の黄金が
それはそれは美しい中
運転手が言ったのです
「お客さま」
「はい」
「貴女」
「はい」
「貴女、もう地獄に落ちてますよ」
「え」
地獄タクシー タクシー 魂をたくし
地獄タクシー タクシー 釜の底をゆこう
Comment
2commnets
- うたこ
- くそ無名。ほんとセンスあるわ この曲知ってるとかほんと好き