MOIL
須田景凪 (バルーン)
MOIL
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思い出すのは砂を噛む様な
茹だった焦燥と幼い白昼夢の続き
今となってはあの感触も笑えるほど
するり 手からこぼれてしまった
故に永遠に無垢を望み
雲間にまた目が向くのは何故
大人になった 大人になってしまったみたいだ
左様なら 違う世界に交わる 雲にでもなりたい
明日がいつか 記憶になって 些細な言葉になる前に
今、募るこの想いを あなたへと伝えたい
どんな形で
どんな言葉で
どんな明かりで照らせば
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