声劇 月夜の青年
台本:あいざわ 読み手:ぐらたん
声劇 月夜の青年
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台詞↓
...誰だ。俺の洞窟にわざわざ何の用だ。
...はぁ?弟を探したいだぁ?
そんな巫山戯た理由でここに来たのか?
チッ、あっちいけよ。鬱陶しい。
そんなんじゃお前、痛い目みるぜ。
...あっそ。
俺は探しても無駄だと思うけどな。
何でって、知ってるからだよ。
....お前の大事な弟の場所。
おーおー...落ち着けよ。
キンキン響いてうるせぇから...
んで、お前の弟だが。...今何処にいると思う?
くくっ、お前の弟はなぁ...
俺の腹の中だよ....!!
暗くて見えねぇかもしれねぇが、
今お前の前にあるのは弟の腕の骨。
左にあるのは足の骨。
右にあるのは肋骨の山。
...おっと、気をつけろよ?
今お前が踏んだのは長い背骨だ。
あーあ...踏んだから粉々になっちまった...!
ところで.....なあ、頭蓋骨ちゃん。
今から俺はこの牙で、お前の兄ちゃんを頂くぜ...?
逃げても無駄だって、分かってるよなぁ?
というか、腰が抜けて立てねぇだろうよ....
....ああ?なんで人を食べるか、だぁ?
そんなの、
俺が、狼男だからに決まってんだろ?
噛み噛み女
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