◆師匠と弟子◆二人声劇
台本ゆきだるま◆師匠(尚兎)◆弟子(コラボ者様)
◆師匠と弟子◆二人声劇
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師匠のイメージの声が出ない……
また読み直させていただくかも知れません!
失礼しますた!
※マークは師匠の語りです
◆◆◆
弟子「師匠!」
師匠「……!…どうして戻ってきた?」
弟子「……人形造りを教えてもらうためです」
師匠「俺の技術じゃ君の望みは叶わないって言ったろう」
弟子「いいえ!ー貴方の言うとおり、地獄に落とすことも出来る技術かもしれません。それでも、僕を救ってくれたのは確かに師匠の人形です。偶然なんかじゃない……貴方の人形だからです。それを否定することは誰にもできません」
師匠「……君は救われたからそんなことが言えるんだ。それに俺の技術がどんなものか知ったら、君だってそんなことは言えなくなる」
弟子「なら教えてください!言えなくなるかどうかなんて、そんなのわからないじゃないですかー」
(壁を叩く音)48秒あたり
弟子「師匠……」
師匠「ーそんなに言うんだったら教えてあげるよ」
(弟子の腕を掴み、師匠が歩き出す)
弟子「師匠……どこへ?!」
師匠「作業場だよ。俺の技術を知ったら、君は絶望するし、後悔するだろう。でもそうなっても俺は知らないから」
弟子「………。師匠」
師匠「……なに?」
弟子「……身勝手な僕の願いを聞いてくれて……ありがとうございます……。それと、痛い思いをさせて、すみません」
師匠「……あぁ、本当だよ。君は酷い奴だ」
※
終わりを予感した。
心と、体がーギシギシと軋むように、痛んで、震えた。
Comment
1commnets
- 剱崎尚兎 ᘏᘏ❤︎.° ✩.*˚小七曜✩°ありがとうございます! イメージにそえて読めたならすごく嬉しいです! 読んでいてぐっと引き込まれるものがありました! ぜひ沢山読ませて頂きたいです(o´罒`o)