【掛け合い台本】少女は不死身になりたい「首無し騎士」

兎角ゆず

兎角です。 しょーもない理由で妖精に頼み込むちゃんみか。 本当にこれができたら君は不死身。 【配役】 ●不二みか ○首無し騎士 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●やっと見つけました！！首無し騎士様！！ ○ほう。私をみて驚かないのか？ ●貴方に会いに日本からきました！！ ○それはそれは、遠い異国のお嬢さんが私に会いにくるとは、死にたいのかな？ ●いえ、その逆です。 私、不死身になりたいんです！！ ○確かに私は不死身だが、誰かを不死身にすることはできないよ。残念だが立ち去りたまえ。 ●実は、私わかったんですよ！！ 騎士様は死にそうな人間に会いに行きますよね？ ○そうだな。私に会いたいとか言う人間は君が初めてだし。死ぬ人間の前に訪れるのが仕事だからな。 ●だったら、私のところに訪れなければ私は死なないってことですよね！？ ○いやいや、お嬢さん。 私は死ぬ人間の前に訪れるが、それは死を予言しているわけで、私が訪れなくても死んでいく人間は沢山いるんだよ。 ●そ、そんなぁ… ○でも、死にたくないから訪れるなか…面白い考えをするんだね。 ●でも不死身にはなれませんでした。 ○不死身なんていい事ないさ。 それでは、私は仕事にもどるよ。 ●はーい。 お仕事頑張ってください！！ ○ふふ、ほどほどに頑張るさ。