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ゆかり、理央、綾女、樹
ゆかり「と、いうわけで。大会は4日後、地区公民館。老人ばかりだと思ってたら大間違いだから。全国大会出場経験のある高校生も出るし!」
理央「百人一首なんてかじったことないのに、いきなり大会とか無理ゲー」
綾女「私たちは二階をお借りしてもいいんですよね?」
ゆかり「うん。わからないとこあったら、と言いたいところだけど、私体育だからなー。ごめんね」
樹「いやいや、他の三年と一緒に勉強できるのはありがたいっす」
ゆかり「まあ、君らは勉強合宿だと思ってくれたらいいから! 一、二年が優勝してくるから!」
理央「ていうかなんでこんなことに」
ゆかり「啓先生が百人一首好きっていうから、うちの実家の方も大会ありますって言ったら出ようって」
理央「それで巻き込まれたってか……」
綾女「ふふ、まあ頑張って」
樹「ま、啓先生なりの思い出作りなんじゃね? あれで結構教師してるし」
理央「……はあ。練習行ってきます」
綾女・樹「いってらっしゃーい」
ゆかり「がんばってねー(ほんとは副賞目当てらしいけどこれは言わないでいっか!)」
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