【掛け合い声劇】竹取未来人
兎角ゆず
【掛け合い声劇】竹取未来人
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兎角です
輝夜様の要望をこなすだけです。
【配役】
○なよ竹の輝夜姫
●飯田タクミ
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●僕の名前は飯田タクミ。
普通の高校生だったんだけど、タイムスリップする能力を手に入れてしまった。
そして僕は輝夜姫に出会った。
○タクミー!!早く来なさい!!
●姫様どうしましたー?
○アンタ、私と結婚する気ない?
●いきなりですねー。
え!?っとか言って欲しいですか?
○前に来た5人の貴公子いるでしょ?
あんなのと結婚したくないわけ
●酷い話だ。
それで僕と結婚はおきなさん怒るでしょ
○お爺様は出世の病に侵されてるのよ
でもそうね…だったら貴公子達に言った宝をアンタが持って来なさいよ。
●えっと仏のみいしの鉢、蓬莱の玉の枝、火鼠の皮衣、龍の首の玉と燕の子安貝だっけ?
○へぇ、覚えてるなんて凄いじゃない。
●竹取物語、好きだったからね。
○なにそれ?
まぁいいわ!じゃあとりあえず持ってきなさい!
●んー…無理じゃない?
○私の命令よ。や・り・な・さ・い!
●(ため息)とりあえず、蓬莱の玉の枝から
今から持ってきます。
○…え!?今からって蓬莱は遠いのよ!?
●いや、家にしまってるので
○アンタ…本当は何処かの貴公子なんじゃないの?
●じゃあちょっと目を閉じてください
○(間を開ける)もう、いいかしら?
●はい。いいですよ。
○これが…蓬莱の玉の枝?
●はい。別名クリスマスツリーといいます
○でも本物なら光り輝くはずよ?
●それは携帯用自家発電機で…みてください。
○すごい!!本物だわ!!
●竹取物語の5つの宝。
もしかしたら現代では簡単に手に入る物なのかもしれない。
のこり宝はあと4つ。
そしたら僕は輝夜姫と結婚できる。
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