声劇「辛い」
ゆのん
声劇「辛い」
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私は、愛したいだけ。
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また、一人にさせてしまった。
ただ、友達と遊び終わっただけなのに、
なんでこんなにも後悔してるのかが、分からない。
友達といるのは楽しいし、
一人になるのが嫌って訳でもない。
「考えても無駄だ」って、
どんなに言い聞かせても、とてつもなく頭が痛い。
頭が痛くて、死にそうなぐらい。
なにかを掴んで、叫びたいぐらい。
僕はこんなにも愛されているのに、
その愛を上手く受け止められないから。
僕はこんなにも支えられているのに、
その支えを突き放してしまうから。
「辛い。」
呟いても誰にも聞こえやしない。
こんな人間の辛さに耳を傾けてくれるほど、
世間は甘くないんだ。
自分語りが多くて、自傷的でウザくて
他人に掴まってばっかで、世界に不要な僕には。
だから、僕は我慢しなくちゃならない。
それが僕ができる最善の行為だから。
それが誰かを愛したいと感じる現しだから。
我慢したら、いつかは報われる。
我慢すれば、いつかは感じられる。
その時にはきっと、
僕はいないだろうけど。
その時にはきっと、
愛してくれる人も居ないだろうけど。
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(多少の改変は自由に行ってください。)
こんにちはゆのんです。
今日は、少し違う声劇です。
友達と遊び終わると、
私はいっつも、後悔に襲われるんです。
そしてその「辛い」という感情を、
誰かに伝えたくて、叫びたくなるんです。
なので、この台本を作りました。
私が伝えたいこと、書き留めました。
実は、この台本は、相棒の台本を参考にさせてもらったんです。
相棒は、愛されたいと。私は愛したいと。
似てなさそうで似ている。どこかで繋がってる。
いつも遊んでくれて、相談乗ってくれてありがとうね、相棒。
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