夕暮れの駅のホーム 二人 隅っこのベンチに座り
君が乗るはずの電車を 何本見送ったんだろう
僕はうつむいたまま 君の涙に気づいていたから
さよならするのが恐かった その右手を離さなかった
最終電車のベルが鳴り響いて 君は急に立ちあがって
無理して作った笑顔で 「今までありがとう」って言った
顔を上げたら 走り去ってく小さな背中
行き場を失った左手は さびしく震えてた
いっそのこと忘れたい こんなにも切ないなら
涙溢れ 瞳閉じれば
今でも君の笑顔 今でも君の香り
こんなにも大好きだったなんて
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