コバルトブルーの星になる #12 決断 1
Performed by Miraculum
コバルトブルーの星になる #12 決断 1
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シオン(Stage)「翌日、午前10時。俺は、飛龍を呼び出した。」
飛龍「どうした?いきなり呼び出して。」
シオン「飛龍、あのね…昨日、やっぱり家に帰ったら、通達が来てて…」
飛龍「やっぱりな。公衆の面前であんなことすれば、誰かしらの目には入るだろ。」
シオン「そ、そうだよね。それでさ、俺、決めたんだ。国防軍預りになる、って…」
飛龍「そうか…」
シオン「それでね、条件を出したいの。」
飛龍「条件、だと…?」
シオン「…飛龍のもとで、預からせて欲しい。」
飛龍「いきなり何を言うかと思ったら…」
シオン「多分…無理なことは分かってる。飛龍のもとで預からせてくれないなら、国防軍預りにはならない。飛龍もまだ新人のパイロットだから、話すら通せないかもしれない…でも、飛龍に、守ってほしいんだ…俺のこと。」
飛龍「お前……」
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