【CM風声劇】青と蛍
翔太:○○ 志乃:○○
【CM風声劇】青と蛍
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⚠️前半、少し早めに喋らないと収まらないかも知れません。調整しながらお読みください。
(00:06~)
翔太:中崎志乃。俺はこの名前を、一生忘れることはないのだろう。
(00:13~)
志乃:「ここ、風が気持ちいいよね。」
翔太:屋上で弁当を広げる俺に、彼女はそう話しかけた。
志乃:「一緒に食べてもいい?」
翔太:「…好きにすれば」
翔太:それが、俺と彼女の出会いだった。
(00:25~)
志乃:「私ね、病気なんだ。だんだん記憶が無くなって、最終的には死んじゃうの。」
翔太:「なんでそんな大事なこと…」
志乃:「だからお願い。君の夏休みを私にください。」
翔太:彼女と過ごす夏休みは暑くて、忙しくて…
志乃:「わあ…!蛍!」
翔太:「なんか…君みたいだな」
志乃:「それって告白?」
翔太:「ちがっ…!」
翔太:幸せだった。でも、その幸せも長くは続かなかった。
(00:59~)
志乃:「記憶、あと三日持つかだって。」
翔太:「俺に生きる意味を教えてくれたのは君なんだよ…!!だから忘れないでよ…頼むよ…!」
志乃:「私の最後のお願い。聞いてくれる…?」
翔太:「青と蛍」
志乃:8月5日、公開
志乃:「君に出逢えて、良かった…」
<あらすじ>
生きる意味を持たない少年、吉澤翔太。
志乃と出会った時も、本当は死ぬつもりで屋上に来ていた。
翔太とは正反対の少女、中崎志乃。
いつも明るく学校の人気者だったが、病気にかかり心を閉ざす。
いつしか一緒に昼食をとるようになった二人は互いに心を許し始め、志乃は病気の事を翔太に打ち明ける。
「秋までに記憶が残っているか分からない。記憶が無くなるの、凄く怖い。だからお願い、私の最後の夏休みを、忘れられないようなものにして」と。
初めまして、香月(かつき)と申します。
夏をモチーフにした切ない物語を書きたいと思い、この作品が出来上がりました。
沢山の人に読んで頂ければ幸いです。
素敵なサウンドお借り致しました。本当にありがとうございました!
瑞月さん「夜明けと蛍」
https://nana-music.com/sounds/029d2561/
使用する際は一言下さいませ。聞きに行きます。
#香月の台本 #CM風声劇
Comment
6commnets
- 黒姫綺羅おかりしました
- 香月
- ふぅ@❼cR!凄く素敵な台本ですね!お借り致します!
- ムース🍰
- 香月
- ムース🍰素敵な台本をお借りします😭✨ 心が揺り動かされる、本当に素敵な台本です…!!