中学生の頃、気さくで実直な校長先生がいました。
人柄も良くPTAなど父兄の間でも人気の校長先生でした。
しかし、中学生ってのは大人を敵視する生き物ですので、心の中ではその校長をいい人だと心の片隅で思っていても反抗してしまうものであります。
その校長が全校での集会の最中、歌い出したのです。
それがこの曲でした。
きっと気さくな校長先生の事だから退屈なお話をするより、歌って少しでも生徒を楽しませようとしてくれたのでしょう。
そんな素敵な気遣いができる先生でした。
今は亡くなってしまわれたのですが、僕らの卒業式の日、一人一人にピッタリな食べ物の絵と、一言の言葉が書かれた絵葉書をくださいました。
僕の絵葉書に描かれていたのは『しいたけ』。
そして、
『味のある男には
味で勝負の人生を』
校長先生に直接話したのは一度だけでしたが『調理師になりたい』と言ったことがありました。
生徒一人一人とどんな会話をして、その子供がどういう考えをし、どういう夢を持っているのか。
みんなの言葉を覚えていた校長先生に頭が下がりました。
『しいたけ』は生では食べられないけど、この先にあるいつかまで、しっかりと味をつけて味で勝負できるようになりたいと思います。
↓↓歌詞はコチラ↓↓
それはまだ私が神様を信じなかった頃
9月のとある木曜日に雨が降りまして
こんな日に素敵な彼が現れないかと
思ったところへあなたが雨やどり
すいませんねと笑うあなたの笑顔
とても凛凛しくて
前歯から右に四本目に虫歯がありまして
しかたがないので買ったばかりの
スヌーピーのハンカチ
貸してあげたけど 傘の方が良かったかしら
でも爽やかさがとても素敵だったので
そこは苦しい時だけの神だのみ
もしも もしも 出来ることでしたれば
あの人にも一度逢わせて ちょうだいませませ
ありがとうございました!!
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