朗読「嘘つきな君のこと」
台本 るん太
朗読「嘘つきな君のこと」
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声をあてただけ。
本当は 誰よりも痛がっているのに。
↓台本
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僕は見ているよ。
君がいつも笑っていること。
僕は知っているよ。
君が悲しみを隠していること。
僕はわかっているよ。
君が助けてほしいこと。
大丈夫 大丈夫。
必死に”平気”を装って悲しく笑う君の嘘に、
僕は気付いているから。
辛い時 辛いって言えない事もあるよね。
泣きたくても 泣けない時だってあるよね。
辛いと泣き縋る事が出来たら、どんなに楽か。
何度そう思ったことだろうね。
誰もが自分の痛みを晒け出せるわけじゃない。
小さなプライドが邪魔をする。
迷惑をかけてしまう。
1人じゃない時は笑っていたい。
そんな思いが君の痛みを隠してしまう。
僕は見ているよ。
僕は知っているよ。
僕はわかっているよ。
君は優しい嘘つきなこと。
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