蜘蛛を掴むようなモノガタリ
芥川龍之介の蜘蛛の糸がモチーフの歌です!
ささくれPさんの曲の中でも結構好きな部類です…!
堕ちた世界の終焉で 絶間ない赤を抱く
贖罪を掻き分けて 白蓮の意思は阡年回廊
忽然、視界の中心で 揺れる感情と裏腹に
真直ぐな銀色線は 只、掌で囁いて居た
「…きっと其んな意図なんだ。」
蜘蛛を掴む様なモノガタリ
貴方が何様なんだとしても
救いの亡い莫迦だったとしても
千断れそうな愛の様な"賽"を
手繰り寄せたんだ
其の糸が地獄に照り返る
"赤色"なんだと気付いて居ても
―僕は其れに縋る事しか
出来なかった訳ですから。
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