【声劇台本】 僕は 【一人用】
読み手様() 台本(そなー)
【声劇台本】 僕は 【一人用】
- 13
- 0
- 0
久しく台本を書きます。
「戒め」
過去の経験から、同じことを繰り返さないための自己制御です。
こんなもの、閉鎖的な思考だと思ったでしょうか。
それとも、生きた証だと肯定されましたか。
はたまた、評価すべきことではない。と各々の課題だと考える方もいるでしょう。
考えを深めてもらえれば、幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「制御できない感情など、無い方がいい。」
必然的に訪れた答えでした。
しかし、それは突然に。
もしくは、蓄積されていたものに気がついただけかも知れませんが、僕はそれを肯定してしまった。
どこからか、逃げただけだと聞こえてくる声にさえ。
誰かの、不自然な優しさの笑みにさえ。
然るべき、あるいは効率的な感情で応えるほどに。
それでも情動はありました。
愛も憎しみもありました。
それ故に、僕はあの日のことを、
今でも思い出してしまう。
戻れないとわかっていても。
嫌悪が僕を呑み込もうとしても。
それでも、僕の感情など、君の感情の大切さには敵わないのです。
もし、僕の感情を、本当をあなたに見せてしまえば、僕はもう、僕ではなくなってしまう。
もう僕は、愛した人の幸せを守れないのは嫌なんだ。
さあ、僕はもう行きます。
幸せを置いて。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
愛ってなんでしょうか。
誰かに愛されるために自分を偽ることですか。
それとも、共にいるうちに培われるもの。
あるいは、守りたいと思うこと。とも言えるかもしれません。
僕の愛は、「相手の幸福を願い、行動すること」です。
でもこれ、破綻してるんです。
幸福なんて僕の決めることではありませんから。
それでも僕は、僕を愛し、育ててくれた者達の幸福を願い、生きていくと誓いました。
僕の生き様を、正しさを、貫き通して死にます。
さて、それでは、再考していただければ幸いです。
ありがとうございました。
Comment
No Comments Yet.