Mary Bad Truth
「」『』
Mary Bad Truth
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色褪せた夢の終わり
変わらない笑顔を向けた君は
そっと 何処かへ溶けていった
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ベリアル:君と出会う度に、君の寿命は縮んでいた
ベリアル:それは魂の摩耗 悪魔の呪い
ベリアル:虚妄と見紛う 傲慢さ
<無音>
ベリアル:僕は君を苦しめただけだった
女の子:「あら、偶然」
ベリアル:生まれつき盲目の彼女は
もういない君に似ていて
女の子:「ありがとう」
(ベリアルが道の端へ盲目の少女の手をひいて移動する)
ベリアル:重ね見ては胸が痛んでしまうのは、なぜ
女の子:「こんな身体の私に親切にしてくれるのね」
ベリアル:親切なんかじゃない
女の子:「ずっとひとりぼっちだったの」
ベリアル:知ってる、知ってた
女の子:「目が見えなくてもね、なんとなくわかるのよ
今あなたが笑ってくれたことも そのあたたかさも」
女の子:「優しくて、あたたかくて……少し悲しそう」
ベリアル:『笑顔は僕には似合わないからかな』
ベリアル:『でも……ありがとう』
ベリアル:ねぇ
ベリアル:僕も笑えたよ、メリー(言えたらで構いません)
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そっと どこかへとけていった
ぼくの むねへとけていった
きみが くれた なにかたちが、
今回、キャラクター詳細は掲載しません。
この台本はぜひ過去作(再掲します)に目を通したうえで演じてみてください。
シリーズプレリス
https://nana-music.com/playlists/2905219
※こちらの台本のコピペはキャラクター詳細なども含め全面的に禁止させて頂きます
※性別変換やそれに伴う軽度なアレンジは可能ですが、大幅な変更は御遠慮ください
※許諾なく他アプリに台本を持ち出される方、確認次第予告無くブロックさせて頂きますのであしからず
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以下、あとがき的な戯言です。
解説の長い文章を書く体力がないので、このストーリーを書いた自分が推敲するであろう未来の自分の為に他人行儀に書いた文章を置いておきます。
ネタバレのような、解釈を狭めてしまうようなものも含みますので 自分で考えたいよ!という方はご注意ください。
転生を繰り返し続け、擦り切れたメリーの魂がこの世からもあの世からも無くなってしまったあとのベリアルの物語です。
彼はこれからきっと、長い長いときをかけて天使でも悪魔でもない私たちと同じ存在になっていくのだと思います。
誰かを想ったり、想われたり、突き放したり突き放されたりしながら流した涙の意味や、繋いだ手のあたたかみを噛み締めてさすらっていくんじゃないかしらと思うんです。
そのときはわからなかったことが
後からわかるようになったり、逆にわかっていたことがわからなくなってしまったり。
それでも自分が変わっていくためには誰かと関わらなきゃ駄目なんですよね、きっと。
人も悪魔も関係なく、何かと関わっていく存在である以上これって優しくて悲しい真実の一つだと思います。
他の方が書いたらきっと違う答えを出したんじゃないかしら、真実はいつも一つとは限らないのです(真顔)
とにかく、ちゃんとラストがつけられてよかった!
#声劇 #声劇台本 #二人声劇 #Īō台本
Comment
4commnets
- 🌵Comic🐎🏜️🌵お借りしました😊
- にくまん🍖コラボ先にてお借りしました!
- 逢沢 ひなコラボ先にてお借りしました‼︎ありがとうございます‼︎
- たろぽ🪴🐳シリーズお借りしました!!ありがとうございます!!