【一人声劇】Killing Me Softly
語り/あなた 台本/真中 夜
【一人声劇】Killing Me Softly
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失って気づく確かなもの…
切ない(´;ω;`)
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【Killing Me Softly】
『おひめさまは仲間と共に魔王を倒し、後に聖女と呼ばれました』
よくある昔話の結末。
わたくしもこの国の姫として、そうする運命でした。
そしてわたくしは遂に成し遂げました。
魔王の心臓を貫いたのです。
この手で。
皆、喜ばしい事だと祝祭をあげました。
__なのに。
何故わたくしの心には、ぽっかりと穴が空いているのでしょう?
あらゆる知識を詰め込み、血反吐を吐く訓練に耐え。
魔王を殺す為に、全てを捧げました。
家族より、国民よりも、魔王の事を考えていました。
まおう、魔王。
わたくしの傍にいたのは、いつも、魔王。
__っあ、あぁ、
あ"あ"あぁぁぁぁぁぁ!!!!
わたくし、わたくしは……!
きっと魔王に、恋をしていたのですね。
この身を焼く激情を、人は恋と呼ぶのでしょう?
こんなに苦しいのなら…!
恋など、知りたくなかった……っ
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素敵な台本、伴奏お借りしました<(_ _)>
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