履歴書は全部嘘でした
美容室でも嘘を名乗りました
本当の僕じゃないのなら
侮蔑されても耐えられる
違うんだ君を死の淵から
救いにきた僕天使なのに
お前は死神だと言われて
それでもいいやと泣いている
悲しみの準備もお手の物
吐きやすい柔らかいものを食べる
いつか別れるかもしれないから
形あるものは全ていらない
君が幸せに生きるなら
僕はボロボロで構わないと
身代わりになって何度も死んでたら
姿形はバケモノさ
だけど見た目とか体裁とか
どうでもいいって言って
抱きしめてよ
いつか男とか女とか
関係なくなるくらいに
愛し合おうよ
#大森靖子#死神