【声劇】微睡みの向こう【台本】

BGM:レーニャ 読み手:あなた 台本:色羽

ーー微睡みの向こうで、君の声が聞こえる ー台本ー 夏の日差しよりも涼しくて 春の陽だまりよりも眩しい そんな光の中に 君はいた 夜勤明けの体は 自分が思っている以上に疲れていて ふっと力を抜いたら 眠りの世界に沈んでしまった 白い白い光の中 微睡み（まどろみ）の向こうで 君の笑い声が聞こえる 君のことが好きなうちの犬が 甘えるように鳴き君の顔を舐める 君はいつも通り楽しそうだ 重たい体は動かなくて 君の何気ない話に いつものように相槌をうつ かすみがかった頭の中に 君の話す内容は入ってこないけど それでもはっきりとわかるのは 今、君も僕も幸せだってこと 目を開けると紅い夕暮れ そこにはもう君はいなくて 全部夢だったんだとわかる だって君はもういないんだから でも愛犬がいつもよりおとなしくて 僕のそばから離れなかった時 もしかしたら本当にあの時 君がそばにいたんじゃないかって 思ったんだ ♡ﾟ･｡♥｡･ﾟ♡ﾟ･｡♥｡･ﾟ♡♡ﾟ･｡♥｡･ﾟ♡ﾟ･｡♥｡･ﾟ♡ 106作目です！ BGMはレーニャさんから｢ad-lib piano BGM 杏澄色｣をお借りしました！台本を書いた時から軽やかできらきらとしたレーニャさんの音楽をお借りしたいなと思っていました！素敵な方と出会えてよかったです！ありがとうございます(*ˊᵕˋ*) 微睡みの中で 君の声が聞こえる 辛い現実に疲れた体 眠りにつくのはあっという間で 柔らかな眠気に包まれていた 白い光の向こうで笑う君は あまりにも幸せそうで楽しそうで 振り返って何かを話す君 僕は話の内容なんてどうでも良くて ただ、ただ、君がいてくれることが 幸せなんだって思ったんだ 目を覚ませばそこはいつもの現実 君のいない現実 君がいないという 今は当たり前の事実に寄り添うように 僕の愛犬は何も言わずに 僕のそばにいた 伺うように僕を見るその姿に もしかしたら本当に 君はそこにいたのかなって 思ったんだ お久しぶりです！ 久々の投稿です😅 つい先日夜勤明けに寝てたら、いとこが陽が差し込む窓辺で犬と戯れてて。それがあまりにも綺麗で台本にしちゃいました😄 人称の変更、アドリブ、語尾＆性別の変更etc..自由に読んでください！ 但し悪ふざけだけは絶対しないで下さい！また最低限のマナーは守ってください。 ご使用の際は拍手か一言頂けると喜びます！よろしくお願いします(*･ω･)*_ _) 手に取って下さり本当にありがとうございました🙏🏻💗 #色羽の言の葉帳