【二人声劇】ひとならず
キト/結城零 シュオン/あなた 台本/真中 夜
【二人声劇】ひとならず
- 19
- 1
- 0
急いで撮ってます〜w
【風の吹く音】
キト:
人を超える力。妖に満たない力。
この身は__
【無音】
異形だ
【音入り】
キト 「また来たのか」
シュオン「わたしは、キトがすきだから」
シュオン:
幽世(かくりよ)と現世(うつしよ)のその間。
キトはそこに住んでいる。
【文字を書く音】
シュオン:
彼の左手には不思議な力が宿っていて、文字や絵、線を描くとそれらがたちまち動き出すのだ。
(00:57〜)
キト 「時には神の祝福、時には忌み子。どちらにしろ人じゃないのは確かだな」
シュオン「そんなこと、」
キト 「ないって、言えるか?」
(00:42〜)
キト :人間界からは糾弾され、妖界(あやかしかい)からは笑われた。
シュオン:彼にとって現世は狭すぎて、幽世は広過ぎた。
【紙をめくる音】
キト :世界を嫌うくらいには。
【音入り】
(キト、シュオン二人同時に重ねて)
シュオン「キト、なにして、!?」
「そんなに絵を描いたら身が持たない!」
「人じゃなくなっちゃう!」
「キト、やめて、描くのをやめて!」
キト 「あと少し、そう、それで」
「これが完成すれば、」
「嫌いな世界から抜け出して、」
「もういい。元から俺は、」
【ノイズ音】
キト 「ヒトデナシだ」
【音入り】
シュオン:人ならざる、画家
キト :正しさはもう、遅かった
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
DOVA-SYNDOROMEより
雛菊/EN_OKAWA様
氷ノ河/TOGA様
SE/On-Jin~音人~
フリー効果音素材・無料効果音-無料効果音で遊ぼう!
効果音ラボ
編集/真中 夜
ありがとうございました!
※4/1 時間の記入ミスがあったので訂正致しました
申し訳ありません
*
境目を超えてしまえば、もう。
*
キト
左手に不思議な力を宿す青年。
人間の両親から生まれ、幼い頃から異端な目で見られていた。
最近シュオンという少女と出会った。
シュオン
妖である少女。
妖界から抜け出し、最近はキトの元へと通っている。
もう少し早く出会っていれば、何かが変わったかもしれない。
#声劇 #二人声劇 #声劇台本 #二人声劇台本 #和風台本 #悲しい #夜の台本 #コラボ
Comment
No Comments Yet.