朗読声劇【深夜高速】

朗読【あなたの名前】

ものすごく久しぶりの投稿。コメント追いつかなくてすいません。でも確実に聞いてます。 夜の東京、誰にでもあるような一幕を書いてみました。 箇条書きのような文章にしてあるので、一文一文情景を浮かべて読んでいただくと良いかと思います。 よろしくお願いします。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 鬱蒼とした光に包まれて 人混みは過剰で 雪解けよりも早く別れが訪れた池袋 掲示板の裏側 僕を覗き込む君 誰も人の顔なんて見てない人混み 歩幅が合わない僕達 口元に見つけた小さなホクロ 車のヘッドライト 照らされる街灯 目を逸らさないつり上がった目尻 酷く甘いケーキ 油が浮いたコーヒー 眼鏡越しに見る君 溶けかけのメロンフロート しわくちゃのレシート 合わせる歩幅 引き合う身体 寂しげな僕の左手 いざなう君の右手 ２つの小指 合わさる掌 深夜高速 追いつけないスピード 垂れ下がった自分の目尻 涙をぬぐうのも忘れたバス停 君の背中 追いかける事も叶わず 夜空を見上げようと上を向く バスのエンジン音 暗闇に消えるテールライト 眠らない街 振り返らない君 立ち竦んだぼく 夜に残された僕たちの影 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #BGM #ファイナルファンタジー #切ない #甲殻類の台本 #声劇 #朗読 #コラボ歓迎